<シリーズ:はままつ今昔物語⑤>東海道本線の高架化と浜松駅周辺

1979(昭和54)年10月、市民の長年の悲願であったJR(当時の国鉄)東海道本線の高架化事業が完成。それに伴い、浜松駅とその周辺も大きく変化しました。高架化された線路と駅舎は、1964(昭和39)年に開通した東海道新幹線のホームに合わせ、南へ移動。その跡地には、北口広場やバスターミナル、駅ビルなどが次々と完成したほか、駅東側にあった貨物駅跡にはアクトシティ浜松が建設されるなど、浜松駅の周辺は飛躍的な発展を遂げました。

1979年、高架化事業完成目前の浜松駅。写真中央が当時の駅舎。線路には、間もなく廃止されるホームへと滑り込む電車の姿が見えます。奥は新幹線のホームと、完成間近の東海道本線の新しいホーム。

現在の浜松駅。バスターミナルは1982年、駅ビルは1988年、アクトシティ浜松は1994年に完成。浜松の玄関口として親しまれています。

新幹線と高架化工事中の東海道本線。1978年ごろ、東から西(浜松駅方向)を撮影した写真。右下に見えるそれまでの線路と比べると、高架化事業に伴い、新幹線に沿った形で線路を南へ移動させたことが分かります。

平田(なめだ)踏切。高架化により廃止された踏切は14カ所。この平田踏切もその1つで、1日に200回以上、合計10時間あまりも遮断機が下りていた時期もあり、「開かずの踏切」として通行する人を悩ませていました。

(参考出典/浜松市公式Facebook「いいら!プラス(Plus)」

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