本日の街かどこんにちはHaro!がお邪魔するのは
武藤染工株式会社
会社紹介
綿織物の産地である浜松市で染色業者として、小幅の和装物から広幅のアパレル系の衣料物の染色まで、幅広く事業展開しています。
お客様にご満足いただくため、製品作成に重要な図案、及び配色作成から、本業の染色、及び最終工程の縫製仕上げに至るまで一貫の受注による販売や賃加工での受注も行なっているとのこと。
県郷土工芸品に指定されている「注染染め」
(鮮やかな色合いが際立つ注染染めのシャツ)
注染染めとは、染料を注いで染めるので、そそいでそめると書いてちゅうせんといいます。
この染色技法は明治初期から中期頃の手拭の染色に始まるとされ、大正時代からゆかたやのれんを染めて広く普及していきました。
(注染染めの手ぬぐい)
注染染めはまず、板場と言われる職人さんが型紙を生地の上に乗せて、生地が染まらないようにヘラで防染糊を置いていきます。
そのあとに紺屋と言われる職人さんがやかんに染料をいれたものを生地の上から注いで染めていきます。
二人で一つの作品を製作していくため、二人の職人の気持ちがはいっていないと良いものができません。
また、浜松注染染めの染色技法は、日本独自の手法であるとともに静岡県郷土工芸品に認定されております。
全て手作業で作られる注染染めは、プリントとは違い、型紙も手彫りで作られている為、味のある商品ができます。
この遠州地方独特の遠州の空っ風を利用して天日干しをし、自然乾燥しておりますので非常に良い風合いが特徴です。
注染・ゆかた・和装展
(転載/一般社団法人 静岡県繊維協会HP)
7月の7日、8日にギャラリーモールソラモにて注染・ゆかた・和装展というゆかたのお祭りを行います。
当日は新作ゆかたの展示、ゆかた和装品の販売や無料着付けもあり、地元の染物、織物をお手に取って魅力を感じていただけます♪
ちなみに武藤染工さんでは、お祭り用品などの製作のご依頼も受け付けているそうですよ。
これから、花火大会や夏祭りでゆかたを着られる方も多くいられるかと思います。
そのようなときは是非、地元浜松で作られた浴衣を着られるのはいかがでしょう?
また、そのようなご相談等ありましたら、ぜひ武藤染工株式会社へ♪
武藤染工株式会社
〒430-0912
静岡県浜松市中区茄子町360-1
TEL:053-461-7993(代表)
FAX:053-464-3853