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金八崖(花川運動公園)その昔壮絶なる戦場跡 浜松市北区吉野町

 

三方原合戦では犀ヶ崖の古戦場(布橋)があまりにも有名すぎてこの花川運動公園でかつて壮絶な武田軍との戦いがあったことはほとんど知られていません。花川はテニスコートで多くの市民の皆さんに親しまれておりますがこの話はあまり知られていないようです。金八崖(花川運動公園)にも、次のような諸説伝がある。家康軍は頼みの綱の織田援軍が敗散し、武田軍の攻撃を前後から受け進退きわまっていた。この時槍の半蔵こと渡辺半蔵守綱は城への後退は死あるのみと一族と謀り、前へ前へと血路を開きながら、闇の中勝手知ったこの崖へと誘い込み、武田の騎馬軍多数をこの奈落の底に落として大損害を与えたのだった。

(一部現地掲示資料より)

*渡辺半蔵守綱(通称槍の半蔵)三河国寺部城主、徳川16神将の一人。

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