企画展【三方原物語】今に伝える三方原の歴史と文化
~三方原の戦いから三方原の夜明け~ 入館料無料
今から約一万年前、天竜川によって堆積された土砂が隆起してできた三方原台地。浜松のなかで、広大な面積をしめるこの三方原は、明治時代から本格的な開拓が始まりました。そして、第二次世界大戦後の国営による開拓、三方原用水の完成により、今では浜松市内の畑作農業の中心となっています。近年、都市化が進み、三方原の様子も大きく変わってきました。そこで、「開発の進む浜松北地域の歴史を残しておこう」という機運が高まり、平成27年、浜松北地域まちづくり協議会、三方原三遠南信会の皆様の手で、『三方原物語』なる冊子が編集されました。この冊子には、三方原の歴史的事実はもとより、先人から今に至る三方原の皆様の熱い思いが込められています。折しも、来年の平成31年、三方原開拓は150年を迎えます。
今回、浜松文芸館では、「姫街道連絡協議会・姫街道未来塾」上嶋裕志氏の協力を得て、この三方原の歴史と文化を紐解く企画展を開催いたします。三方原の成り立ちに始まり、三方原の合戦、三方原開拓、三方原と軽便鉄道等について、関わった人々に視点を当てながら紹介します。貴重な資料の数々を、浜松市博物館、浜松市立中央図書館、細江町の伊東真英様、気賀以久子様、三方原の小杉和義様、鈴木正之様からお借りしました。懐かしく、しかもこれからのまちづくりにつながるであろう「三方原物語」企画展を、是非、ご覧ください。
浜松文芸館
〒430-0916
浜松市中区早馬町2番地の1 クリエート浜松4階・5階
電話053-453-3933
開館時間9:00~17:00
年末年始閉館(12月29日から翌年の1月3日)
(浜松文芸館/資料より参考)