フルートとサックスフォーンの修理をする服部雅明さんは中学時代から吹奏楽部だったこともあり、職人に興味があった。高校時代「地元に腕のいい職人がいない」と聞き、自分でなんとかしようと専門学校や工場ではなく、楽器店で修業を積む。そして浜松で工房を主宰。幼少時より玩具分解が得意だったという。フルートやサックスという楽器は調整することによって吹きやすさが変わってくる、どこまで調整するかは職人による。服部さんはその楽器それぞれのいい状態へ持ってくことを目指す。インターネットで取引をしているため、お客様が自分の大切な楽器をネットで送るのは勇気のいることである。その気持ちを理解し、応えようという気持ちで努めている。全国どこの楽器でも受け付けている。大手の修理会社が断るよう調整しても壊れてしまうような楽器なども対応している。年間の学期の修理では数をこなすというよりも時間をかけることを心掛けている。時間はかかるけれど満足できるものという信念で推進。
服部雅明談／お客さんに喜んでもらえたり感動してもらったりすることがこの職業の良いところです。 お世話になったお客様に修理以外でも役にたちたいと思い、web上のブログで練習方法や指導方法、楽器の構造説明などをしています。楽器を演奏する人のなんでも力になりたいのです！！今後はより質をよくしていきたい。目に見えない部分を育てていきたいと思っています。
http://rapport.at-ninja.jp/
資料提供／一般社団法人グローバル人財サポート浜松
http://www.globaljinzai.or.jp/index.html
