1926年、世界で初めてブラウン管に「イ」の文字を表示させたのは、日本テレビの父とも言われ、浜松の名誉市民でもある「高柳健次郎」です。
高柳健次郎氏は、浜松高等工業学校(現静岡大学工学部)の教授を務め、NHK技術研究所でテレビジョンの開発に取り組みました。
静岡大学浜松キャンパス内にある「高柳記念未来技術創造館」では、そんな高柳健次郎氏の偉業や、白黒テレビから最新の有機ELテレビのコレクションが展示されています。
また、高柳健次郎氏が初めてブラウン管に文字を表示させた時の再現模型「ニポー円盤レーザーテレビ実験機」もあり、実験を体感することができます。
浜松市民の皆さんなら、一度は見たことがあるブラウン管に映し出された「イ」の文字。
今から約90年前に浜松で生まれ、急激に成長を遂げたテレビ産業の第一歩。
何気なく映し出されている、画面の中に浜松のものづくりの魂が宿っています。
(線が繋がってないのに遠くの人に言葉を伝えられるの??/小4の時に受けた衝撃でした)
(人を幸せにする夢の機械がテレビジョンです、何年かかっても絶対に作ります…./大正13年)
(大正15年12月25日の夜世界で初めて「イ」の文字を映し出すのに成功しました)
(電子線を使ったブラウン管方式テレビジョン)
(人にはそれぞれ才能がある。それを生かして世の中のためになりような人間として生きること。/高柳健次郎の好きな言葉でした)
静岡大学 高柳記念未来技術創造館
浜松市中区城北三丁目5番1号(静岡大学浜松キャンパス内)
電話番号:053-478-1402
Email:tmh@shizuoka.ac.jp
観覧料:無料
開館時間:午前10時~午後4時
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(その他、臨時休館日あり)
ホームページ:http://wwp.shizuoka.ac.jp/tmh/
(資料/静岡大学高柳記念未来技術創造館 浜松市東区役所 ザザマガジン)