今回の街かどこんにちはHaro!は
浜松市中区佐鳴台あります
Sol y Sombra (ソルイソンブラ )
にお邪魔しました。
今回お話を伺った宮本さんです。
スペインを旅して鍛治職人の道へ
宮本さんご夫妻が営まれるショップ「Sol y Sombra」は、今年で創業25年目。
ショップの形態としては、ご主人 和俊さんが、鍛冶工房でロートアイアン製品を製作し、併設しているショップでは妻の裕子さんが、アパレルやインテリア雑貨を販売されています。
ロートアイアンというのは、手仕事で鉄に細工をしたもので、インテリア小物から家具、住宅の階段、手摺、門扉や店舗の什器などまで、多様なアイアン製品を手がけています。
宮本さんが鍛治職人になられたきっかけは、新婚の頃、スペインを訪れた際にガウディの作品に感銘を受けたことから。帰国後、独学で加工技術を学びながら個性的な作品をつくり続け、今では個人宅はもちろん、カフェやレストランなどの飲食店やヘアサロンなどの様々な店舗から、その独創的なセンスと確かな技術が支持されています。
趣味のキャンプから発想したキャンプギア
昨年、キャンプギアのブランド「llama(ラマ)」を立ち上げた宮本さん(llamaはスペイン語で「炎」を意味)。
最近耳にするようになった”キャンプギア”とは、キャンプで持っておきたい便利なアイテムのことを言います。
昨年の春に、車をランドローバーのディフェンダー110に乗り換えたそうで、それを機会にすっかりキャンプにはまってしまったとのこと。
休日になると、ご夫妻で奥飛騨や富士山周辺などへ出かけてキャンプを楽しみ、自分が使いたいと思うキャンプギアを手作りしていくうちに、この「llama」が生まれました。
「キャンプというと夏のイメージがある方もいらっしゃると思いますが、冬のキャンプも最高ですよ。暖かい焚き火や、料理を囲んで仲間と語りながらゆっくり過ごしたり。夜の星空を眺めたり…。」と宮本さん。
キャンプギアはインテリアとしても活躍
宮本さんが手仕事でつくるキャンプギアは、鍛造加工という鉄の加工を施したり、真鍮やレザー使いが鍛冶屋ならではの特徴です。
無骨でかっこいい仕上がりのため、日常ではお部屋のインテリアとして使えるデザインですよ。
今回ご紹介いただいたのはこちら。(写真上) llama 焚き火台 type3
考え抜いて設計されたフォルムにより、薪の燃焼効率に優れ、炎を美しく見せます。4枚の鉄板を組み立てるタイプで、ドライバーなどの工具を使わずにでき、収納はかさばらずとてもコンパクト。持ち手がついたバッグ型ですので、楽に持ち運びができます。
そして、夕暮れから夜にかけての必需品が、キャンプサイドを幻想的に照らすランタン。
そのランタンを吊るすランタンスタンドがこちら。写真のものは上下のパーツに分かれており、目線のところに、鍛冶によるアクセントが施されています。
下のレッグ部分をフィールド(地面)に突き刺し、ハンマーで叩いて固定させます。硬い地面にもグイグイ入り込みますよ。
ハンマー以外の工具は不要なので、女性にも扱いやすいのも魅力です。組み立てたあとは、上部を差し込んで、ランタンを掛けて使います。
個性的な作品が生まれるアイアン工房
工房にもお邪魔しました。
ランタンスタンドに加工を施しているところです。
その他にも、いくつかご紹介。
調理用のミートフォークやスティック、スタンドなどもそろっています。
(写真上)こちらは 「ガーベッジバッグ」。麻袋の内側に、鉄製のフックが2つ設けられ、中にビニール袋をかけて使用します。ランドリーバッグとしても使える一点。
キャンプギアの情報は、 宮本さんのインスタグラムからもご覧いただけます。
併設のインテリア・アパレルショップ
そして、妻の裕子さんが手がけるショップには、インテリア雑貨のほか、毎月海外で直接仕入れた商品を中心に、洋服、アクセサリー、バッグやシューズ、帽子などの小物が並んでいます。
「llama」は、キャンプが初めての方や女性にも使い勝手のいいキャンプギアです。組み立て方や使い方はもちろん、キャンプサイドのおしゃれなコーディネートのコツなど、気軽に尋ねてみてはいかがでしょうか?
Sol y Sombra (ソルイソンブラ )
住所 浜松市中区佐鳴台5丁目2−13
- アクセス ホワイトストリート蜆塚遺跡交差点を西へ約200m
- 電話 053-450-5770
- 営業時間 12:00~20:00
- お休み 不定休
- 駐車場あり
- Instagram https://www.instagram.com/kazu_sol/
You Tube YU-KOのナチュラルLife