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町を元気に!水窪の町おこしに密着

水窪の永福寺にて町おこしの会合が開催され、『脱限界集落』実践塾みさくぼの塾長の原さんを中心に話し合いがすすめられました。
今回メイン講師として、二俣町の地域活性化のために活動している『マルカワの蔵叉水』の本島真弓さんがお話しをしてくれました。matiokosi3
本島さんは、40年前に比べてどんどん寂しくなっていく二俣の街をなんとかしたい、との思いから、夫婦で町おこしの活動をしています。佐久間や水窪も人口減少が進んでおり、三遠南信の地域活性化を進めていくには、その入り口である二俣が元気でないと奥の地域の活性化はないと、現在アートギャラリー『マルカワの蔵叉水』で様々な地域活性化の活動をしています。
町おこしの活動で大切なことは、「みんなに相談するとなかなか先に進むのがむずかしいので、まずはやれるところから自分たちでやっていくこと。そして、理想的なことばかりではないが、応援してくれる方が1人でもいればその人たちと一緒に頑張っていくことが重要だ」ということです。
本島さんは、定年まで福祉の現場で活躍していた経験から、今後の福祉についてもお話ししてくれました。「福祉の現場は働き出した当初に比べ、現在は考え方がずいぶん変化してきた。そして、この先10年20年先、福祉はどんどん変わっていくと思う。国のお金を考えると、この先、在宅での福祉が多くなっていくと思う。しかし家で診るのも限界があるので、地域で支えあいながら診ることが大切になってくる。」福祉の面から考えても、地域の活性化は不可欠のようです。
『マルカワの蔵叉水』本島慎一郎さんのお話しでは、「日本人は自分で自分を自制してしまうところがあるので、自分で自分を自制しないような良い環境をどうやって作るかというのが、地域の活性化につながっていく。そして、やりきってそこそこ成功させることが大切だ」ということです。
今後の動きとして『脱限界集落』実践塾みさくぼの塾長の原さんは、「一人は無理だが、チームの力で町おこしをしていきたい。難しいことは、人との関わり合いなので、一人一人と向き合うために塾を開いた。塾を開いて間もないのでまだメンバーはいないが、10人ぐらいのメンバーが集まったら、固定のメンバーで町おこしの議論をし実践していきたい。またいろいろと活躍している人を迎え、3ヶ月に1回シンポジウムを開いていこうと思う。町おこしには、『人間力』が不可欠なので、塾生は『物の見方・考え方・受け止め方』を変え、1年後には前向きに街支える人になってもらえるようになってもらいたい。」とのことです。今後の活動に期待しています。

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