深蒸し茶の産地、掛川茶文字の里「東山いっぷくどころ」をお尋ねしてきました。
道中車窓からは東山の魅力いっぱいの絶景・茶畑が広がっていました。掛川で茶の栽培が始まったのは400年前だそうです。
東山いっぷく処は、掛川市東山の粟ヶ岳山麓にある地域密着のお店です。地元で製造されたこだわりの東山茶と観光情報を発信してくださいます。
世界農業遺産として認められた「静岡の茶草場農法」でつくられたお茶をはじめ、地元で採れた野菜や手作りの品など、おいしいものがたくさん置かれています。
店内に入ると観光大使のしずかさん(ニックネーム)が伝統農法でていねいにつくった、おいしい深蒸し茶で歓迎してくださいます。深蒸し茶ならではの濃い緑色が美しいですね。綺麗な濃い色の深蒸し茶をいただきます。
さらに高級品種の春陽(はるのひ)茶をいただきました。茶葉の旨味。凝縮された濃厚な味わい。後味が茶葉の濃厚な風合いを感じられる絶品の深蒸しのお茶です。
まろやかな味わいが口の中いっぱいに広がります。掛川で生産された茶は日本国内で最も権威のある茶の品評会「全国茶品評会」において「産地賞」を10年連続を含め20回も受賞するなど、日本国内で最高の品質の高さを誇っています。美味しいわけですね。
テアニンとカテキンが豊富な茶葉をいただきます。茶葉にオリーブオイルで混ぜたものもいただきました。茶葉にオリーブオイルとペッパーとレモン汁でパスタと合わせても美味しいそうですよ。また、おかかとだし醤油。おかかとポン酢などを合わせてもお酒のつまみに最高だそうです。茶葉は捨てるところがなく全部食べられるそうです。健康にもいいですしね。
掛川のお茶や観光の案内をしていただけます。世界で希少な農業地域の農家とともにある緑茶。東山茶はすべて、生物多様性保存貢献度が最上位の3葉ランク認定者のみで栽培されているそうです。昔から続けられてきた、おいしいお茶づくりが「静岡の茶草場農法」として、世界農業遺産に認定されました。
東山は、人の営みと自然が、心地よい関係性で共存する希少な地域ですね。とても魅力のあるところです。
気さくで旅する人たちを温かく迎え入れてくださるしずかさん(ニックネーム)に歓迎されてとてもいい気持ちにさせていただきました。ますます深蒸し茶と掛川が好きになった1日でした。掛川の方たちのおもてなしに感謝ですね。
お茶の産地掛川にプチ旅行の際は立ち寄って掛川の深蒸茶をいただいて、楽しい会話を楽しんでくださいね。良い旅の思い出がまた一つ加わりますよ。絶対おすすめです。
東山いっぷく処
静岡県掛川市東山1173−2
電話:0537-27-2266