現在の掛川城は、平成6年(1994年)4月に「東海の名城」と呼ばれた美しさそのままに、日本初の「本格木造天守閣」として復元されました。
深緑のこの季節緑の鮮やかさに白いお城が美しくそびえ立っています。石段も少し急ですので運動靴で訪ねることをお勧めします。
階段上の城主山内一豊の像が迎えてくれます。
貴族的な外観をもつ天守閣の美しさは「東海の名城」と謳われました。しかし嘉永7年安政の東海大地震により天守閣など大半が損壊し、再建されることなく明治維新を迎え、明治2年廃城となりました。その後、掛川市民の熱意と努力が身を結び、天守閣は平成6年に140年ぶりに木造で再建され、再び美しい姿を現しました。
最上階は爽やかな涼しい風が吹いていました。最後の砦。
この急な階段を手すりを使いゆっくりおります。最後の砦の様相をしっかり再現してるのですね。当時に思いを馳せながら貴重な体験をさせていただきました。
白漆喰塗り籠めの真っ白な外容。黒塗りの廻縁。
掛川城下は街並みが城下町として統一されていてしっくい壁の白い色や灰色の瓦など見て歩くだけで、現代ではとてもおしゃれな感覚に魅了されますよ。歩いて二時間ぐらいのコースで歴史探索ができます。一歩足を伸ばすと街の中にもおしゃれなカフェやお店が集中していて旅のグルメを堪能したりやお土産を選ぶことができます。
見学後はここで一休み。急な階段でちょっと疲れた体を癒すことができますね。
掛川城周辺には、四季桜、しだれ桜、ソメイヨシノが約130本植えられており、毎年春には多くの人の目を楽しませています。夏の季節の花々が綺麗に咲いています。公園から掛川城をゆっくり眺めるのもいいですね。緑あふれる掛川城周辺へのプチ旅行。ゆっくりした時間が流れていきます。
入場券売り場横にゆったりと利用できるトイレがあります。自動販売機もあるので水分補給ができますね。
小中学生 150円 団体(20名以上に限ります)120円