とんでもない大男でありながら、気が優しくて力持ちなダイダラボッチ伝説は各地に伝わっていますが、浜名湖唯一の島(人工島を除く)「礫島(つぶてじま)」もその一つ。その昔、ダイダラボッチが富士山をつくるために琵琶湖の土を運んでいる途中、浜名湖の近くでちょうどお昼になり、昼食をとりました。すると、お弁当の中に小石が混じっていたので、箸でつまんで放り出してできたのが礫島だ、と言われています。礫島は、周囲300メートル。お弁当に入っていた小石がそんな大きさとは、さすがダイダラボッチですね。ちなみに、浜名湖は、ダイダラボッチが転んで手を付いてできた、と言われています。
(参考出典/浜松市公式Facebook「いいら!プラス(Plus)」)