浜松を拠点に活動する製本家、村上亜沙美さん(村上製本)と一緒に手製本でノートをつくりましょう。綴じ糸として使用するのは、富士を拠点に組紐製造等に従事する町工場「津田製紐株式会社」の組紐。手仕事のこだわりを持ってつくられた「富士産ひも」と、同じく手製本の魅力を伝える活動をおこなう村上製本のコラボレーションで、芸術の秋にふさわしい体験をお届けします。ふるってご参加ください。
日時:11月27日(日) 12:45開場 / 13:00 開始 / 16:00 終了
会場:ペンネ・ジューク マルウチ(富士市吉原3-4-5)2Fカフェスペース
定員:15名 参加費:4500円(材料費込)
対象年齢:3歳〜おとな
講師:村上亜沙美(村上製本)
素材レクチャー:津田大樹(津田製紐株式会社)
制作するノートの種類:「みつめ綴じ」「和綴じ」の2種
▼お申込フォーム(11/20(日)受付締切)
https://forms.gle/gRSXWscmcRbFgT9m7
津田製紐 工場内の風景
◆富士市の地場産業「製紐」と本づくりの楽しさを知る◆
今でこそ富士市といえば「紙の街」として有名ですが、昭和の高度経済成長期には製紙業と同じくらい、組紐の製造にたずさわる製紐産業が盛んでした。
時代の移り変わりを経て現在工場数は全盛期当時の三分の一に満たない数まで減少しましたが、その中でも津田製紐は近年、その高品質なものづくりにふさわしいデザイン性の高い工場直販ブランド「T.S.BRAND」を立ち上げるなど目覚ましい活動を展開しています。
本ワークショップはその「品質へのこだわり」を知っていただくことをきっかけに、地元在住の皆さんも知らなかった地場産業・職人技術の魅力を再発見いただく機会となるはずです。
村上製本さんもまた、手仕事を取り入れながら本づくりをしています。ワークショップでは誰でも簡単につくれる「みつめ綴じ」と、日本に古くから伝わる製本方法「和綴じ」という二つの方法で、書き心地が美しいノートをつくります。ひと手間かけてつくったノートは、日々使っていくことで愛着が増していくものになるでしょう。
お問い合わせ
吉原中央カルチャーセンター(担当:瀧瀬) hello@yccc-fuji.city