工房系ランドセルメーカーの老舗、(株)土屋鞄製造所(東京都足立区)は、2024年度に入学する小学生向けのランドセル全52製品を、2023年3月1日(水)から発売します。
販売場所は、全国11都府県の15店舗(直営11店、系列1店、提携3店)と自社ECサイトです。
また3月18日(土)から順次、全国30都道府県で出張店舗も開きます。
販売に先立ち2月1日(水)から全製品を店頭展示するほか、自社ECサイトでも公開中です。
24年度入学向けの製品は全9シリーズ52種で、約40色を揃えます。「女の子は赤、男の子は黒」という固定観念がなくなり、“好みの多様化”と“多色化”が進むランドセル市場において、豊富な種類、多彩な色をラインアップして対応します。
製品は、性別にとらわれない色味と型にこだわった“ジェンダーレス・ランドセル”の新色と、人気ブランド「ミナ ペルホネン」コラボモデルの新デザインほか、家紋のデザインを手掛ける工房「京源」の職人が描き下ろしたオリジナルの紋をデザインに取り入れた新シリーズ「HERTE(ヘルテ)」が登場します。
全てのランドセルは、職人が一つひとつ手作りする、高品質な日本製です。
当社の創業者・土屋國男(くにお)は昨年(2022年)11月、職人として「現代の名工」に選ばれており、確かな技術による丈夫で美しい製品を届けます。
価格帯は幅広く、6万円台の人工皮革を使用した物から、10万円台の最高級品質の天然牛革やコードバンモデルまでを揃えます。
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◇ 今年の注目は「軽さ」、メーカー各社が軽量化や「背負いやすさ」を工夫
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今年の「ラン活」で、注目を集めそうなキーワードが「軽さ」です。
浸透の進まない「置き勉」や、ICT教育で普及するタブレット端末の重さもあり、メーカーは、製品自体の「軽量化」や背負った際に重さを分散する「背負いやすさ」を工夫しています。
株式会社土屋鞄製造所