浜松楽器職人名鑑 足立庄平（ギター）vol-7
東海楽器は昭和２２年からハーモニカ、ピアニカ、アコーディオンと様々な楽器に事業を展開。現在はエレキギター中心に事業展開中。今回は東海楽器の社長足立庄平さんにインタビューしました。
★東海楽器との関わりは？
足立：私の祖父が東海楽器を創業、その引き継ぎです。
★社長と音楽との出会いはいつですか？
足立：私は子供のころは音楽に興味はありませんでした。大学を出てから将来のことを考え自然な流れでこの職場に、私の担当は貿易やマネジメントです。
★この仕事をしていてよかったことは何ですか？
足立：私は仕事柄、海外に行くことが多いので、いろんな国を見て周れることです。たくさんの国の人と交流を深めることができます。
★仕事でのこだわりはなんですか？
足立：私のすべきことは、東海楽器のさらなる繁栄と存続です。それに全力を尽くすことですね。 工房と違って工場ですから大量生産ということで工房とは違う難しい問題があります。私たちのギター作りは分業制ですが、ギター作りというのは、１つの部門においてもとっても奥が深いんですよ。それを追求すればするほど工場というよりも工房みたいになってきてしまっています。
★それはとても難しいですね。
足立：それに人間関係とかコミュニケーション能力もこの職場では大事だと思います。上に指示されるまで動かないという人よりも、自分で考えて行動したり、仕事を理解してやる人が求められます。だからただの大量生産とは違います。それに昔と同じことをやっていてもだめなんです。時代の流れについていかなければいけません。
★今後の展開などは？
足立：やはり会社に大事なこことはブランド力だと思います。品質がよくて安いというブランドを確立させていきたいと思います。
http://www1.odn.ne.jp/tokaigakki/
資料提供／一般社団法人グローバル人財サポート浜松
http://www.globaljinzai.or.jp/index.html
（文中敬称略）
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