浜松楽器職人名鑑 竹下泰弘(ギター) vol-12
カナダや国内ギターメーカーで培った技術を活かして、ギターやウクレレの製作・リペア・調整をしている。木工機械を駆使した高精度の加工などお客様のご要望に合わせた音を追及。街のルシアーとして日々精進。
『ギターをつくるきっかけはなんですか?』
竹下:楽器がずっと好きで最初は旅行会社に就職したのですが、やっぱりギターが好きでやってみるしかないと考え仕事を辞め単身カナダへ留学し、ギターづくりを学びました。帰国後は、ギター会社の本場である長野県のギター会社でさらに技術を磨き、独立しました。
『ギターづくりのこだわりはなにかありますか?』
竹下:材料はほとんど輸入で、楽器専門の木材問屋から自分で直接見たりして選んできます。また、ギターの大きさ・重さ・弦のテンションなどすべてがこだわりです。弾き手の使う状況をイメージしながらつくります。
『竹下楽器の特徴はなにかありますか?』
竹下:私はギターの製作家です。最近この業界ではギター製作家のことをルシアーと言います。ルシアーの中には、機械を使わずすべて手作業でやる人もいますが、私は木工機械を駆使してより高精度の加工でお客様のご要望に合わせて音を追求しています。
資料提供/一般社団法人グローバル人財サポート浜松
http://www.globaljinzai.or.jp/index.html