浜松楽器職人名鑑 安藤恒司(太鼓) vol-28

安藤太鼓店は初代安藤鍵次郎さんにより、明治27年創業の伝統ある楽器店。二代目鍵次郎の次男賢一さんは、和楽器製造メッカ浅草の老舗太鼓店、宮本卯之助商店で修行。現在は、三代目恒司さんと息子の龍さんが伝統的な製造方法を変えることなく、革張りから胴までを丁寧にこだわり製造している。機械は使用せず、革を張る人、胴を作る人と分業もせず一貫して作業し、新しい技も取り入れつつ、この太鼓の命ともいえる微妙な音色を長年の勘と技術でつくり出してきた。また、良いものを作るには良い材料が必要だ。木目や状態を厳選した木材や、牛皮の乾燥に数年をかけ、じっくり乾燥させる。手抜きをせず、入念に作り上げた太鼓はとても丈夫で長持ちする。太鼓の耐用年数は50年から100年で、修理する太鼓は二代三代前の作品であるという。まさに、「一回買えば一生物」だ。この太鼓は日本全国から注文があり、町内単位で使用されることが多いそうだが、日本国内のみならず海外へも納めるそうだ。浜松では伝統的な郷土芸能である遠州大念仏でもこの工房で製造された太鼓が用いられているという。昭和62年には静岡県知事賞を受賞、平成6年には浜松商工会議所創立百年企業表彰を受けた。現在の安藤太鼓店では和太鼓はすべて扱っており、ラインナップは長胴太鼓、大締め太鼓、団扇太鼓、桶胴太鼓と数十種類以上に渡る。

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安藤恒司談/お客さんから「安藤さんの店で作ってもらってよかった」といわれると、たくさんの元気とやる気がもらえ、この仕事やっててよかったと思えます。そのおかげで、日々太鼓作りに専念できます。

http://www.andotaiko.com/

資料提供/一般社団法人グローバル人財サポート浜松

http://www.globaljinzai.or.jp/index.html

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