800年の昔に思いをはせて。熊野の長藤
- 2018/4/26
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磐田市池田の行興寺では、4月末~5月上旬、長藤が楽しめます。
これが有名な「熊野の長藤(ゆやのながふじ)」。
平安時代、このあたりに住んでいた熊野御前が手植えたという言い伝えがあります。
熊野御前は親孝行の美女として知られ、本堂脇に母親と共にまつられています。
この美しい長藤は境内内に6本あり、1本が国指定の天然記念物。5本が県指定の天然記念物。
どちらが見事ということはなく、境内いっぱいに咲き誇る藤の花に、人々は酔いしれます。
境内から少し離れた所には、短いですが白い藤も咲いていましたよ。
実は2018年は天候の関係でやや早めに見頃を迎えていました。
咲き始めに雨が降り、藤の花の元が痛んでしまい、さらにその後の暑さで一気に伸びたため、例年よりもにおいが少ないとのこと。
隣の西法寺というお寺の中にある西法寺公園にも、これもまた見事な藤棚があります。
2018年4月24日には、行興寺はやや見頃が過ぎ、こちらの藤棚がちょうど見頃でした。
5月3日までの、熊野の長藤まつり期間中の土日を中心に、屋台が多く出ています。
GW前半、訪れてみてはいかがでしょうか。
磐田市池田330
行興寺(熊野の長藤)
駐車場は天竜川河川敷沿い、無料。
出口と入口が違うので注意。