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新居町の歴史・文化の拠点 小松楼まちづくり交流館
今回の街かどこんにちはHaro!は
遠州信用金庫 新居支店からのご紹介!
小松楼まちづくり交流館
にお邪魔し、NPO法人新居まちネット 飯田さんと、新居古里ガイドの会 寺田さんにお話を伺いました。
小松楼まちづくり交流館
大正から昭和20年代頃まで、芸者置屋兼小料理屋「小松楼」を営んでいた建物です。明治末期以前のものを現在の地(湖西市新居町の新居関所近く)へ移築し、その後数回の増改築を行っています。この歴史ある建築物は、国の登録有形文化財として登録されており、平成22年9月1日湖西市の「小松楼まちづくり交流館」としてリニューアルオープンしました。
1階は市民ギャラリーとしても使われ、写真や絵や俳句、手づくり作品など、月ごと様々な展示作品を見ることができます。取材時の展示は「八ちゃん会」の皆さんによる、「手筒花火」や「生き人形」など特色のある地域のお祭りを撮影した写真を展示されていました♪
2階は座敷となっており、階段を中心にカタカナの「ロ」の字型にお部屋が配置されていて、廊下の壁がべんがら色に塗られているなど、当時の面影が残されています。
かつての新居町
新居町には、江戸時代に関所や宿場町があったので、芸者も居たのではないかと言われますが、新居に芸者が居るようになったのは明治の終わりごろからと言われています。
漁師町だったため漁師がすごくお金を稼ぐようになり、トヨタ自動車を作った豊田佐吉が湖西市の出身ですが、最初は自動織機の発明から入ったので、紡績・織物等の繊維産業が盛んになり、景気に湧いた時期がありました。
一番多い時は新居だけで11軒の置屋があり、50人から80人の芸者が居たと言われています。
地域の活動
新居町や湖西市には、地域遺産として残していきたい建物や文化、思わず語りたくなるような歴史が、あちこちに残っています。湖西市や新居町商工会、湖西市商工会、観光協会と連携し、体験型イベント「浜名湖おんぱく」のプロデュースも行っているという飯田さん。
「この地域の魅力をぜひ来て、見て、知って、体験していただきたい」
そんな思いを胸に活動をされているそうですよ♪
ぜひ、この地域の魅力を直に触れてみてはいかがでしょうか。
歴史や現存する唯一の関所が残る新居宿、旧東海道・舞阪宿〜白須賀宿までの街道をガイドしていただけます。
他、トヨタ自動車の基礎を築いた豊田佐吉の記念館、本興寺など。
お申し込みはメールまたはFAXにて。
今回ご紹介した新居まちネットの飯田様のインタビューも掲載されている遠州信用金庫が発行の 季刊誌「四季だより ほっこり 冬号」が遠州信用金庫の店頭で無料で配布中!!
今回は新居町の「公園 庭園」を特集しています。(協力:湖西市新居・中根庭園を研究する会)
小松楼まちづくり交流館
<本所>
住所 静岡県湖西市新居町新居1190-3
電話 053-594-0540
休館日 月曜・年末年始
入館無料
アクセス 遠鉄バス 「関所跡」バス停から徒歩3分、JR「新居町駅」から徒歩約12分。
お車でお越しの方は、関所東側道路寄りの駐車場をご利用ください(徒歩5分)。