(シリーズ:はままつの街道物語⑥)東海道案内―古から続く歴史―

舞阪宿を東へ、馬郡町から篠原町までの江戸時代の東海道が旧道として残ります。増楽町から東若林町付近もところどころ松並木が残るなど、かつての街道の風情をたどることができます。しかし、古く奈良時代に建設された東海道は、のちの時代とは必ずしも一致いていません。江戸時代は、東若林町から浜松宿へ大きく北に曲がりますが、奈良時代には、龍禅寺・頭陀寺付近を通過し、一直線に遠江国府(JR磐田駅付近)に向かっていた可能性があります。
【地域の逸品】
和同開珎(わどうかいちん)

南区にある村東遺跡(若林町)からは、浜松市内で唯一、奈良時代の銭貨「和同開珎」が見つかっています。また、皇朝十二銭(こうちょうじゅうにせん)では、同じ南区の城山遺跡から「富寿神宝(ふじゅしんぽう)」も出土しています。南区は、市内最古の「お金」が発見されている場所なのです。これらは、伊場遺跡資料館に展示してあります。

東若林町の松並木

東区の立体交差

「和同開珎」

 

(参考出典/浜松市公式Facebook「いいら!プラス(Plus)」

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