夏は涼しく美術鑑賞へ 〜ANIMALS 2021 in TOYOHASHI〜
- 2021/7/22
- カルチャー
- ANIMALS2021, 三沢厚彦, 豊橋美術博物館
- 夏は涼しく美術鑑賞へ 〜ANIMALS 2021 in TOYOHASHI〜 はコメントを受け付けていません
フリーアナウンサーのいいだまきです!
梅雨明けして夏本番がやってきた!
暑い暑い毎日をお過ごしのことと思います。
コロナ禍の中、思うように外出もできず、大変な昨今、たまには芸術に触れてみるのはいかがでしょうか?
夏休みの到来と4連休も一緒にやって参りましたが、子供たちも家にいられる限界もあるといもの・・・。
子供たちにも楽しく、大人にとっても興味深い展示が、豊橋美術博物館にてスタートしました。
その名も「ANIMALS 2021 in TOYOHASHI」
現代日本の代表する彫刻家の一人である三沢厚彦展です。
2000年にスタートしたこの展示、身近な動物からユニコーンやフェニックスなどの空想の生物まで多種多様な対象を造形化し注目を集めているんです。
豊橋の展示では会場を4つに区分して各テーマに沿った作品が配置されています。
主材は樟(クスノキ)で、ほぼ実物大の動物が大きいものから小さいものまで所狭しと展示されており、素材の質感やノミのタッチを鼻先がついてしまうくらいの至近距離で眺めることができるので、見応えも十分✩︎⡱
配置の仕方も趣向が凝らされていて、美術博物館の建物を活かした展示になっているところも注目!この三沢氏のANIMALSは以前、別の美術館で鑑賞した事がありますが、新作もあり、彫刻だけでなく油絵や他の技法で製作された作品も多数で、大人だけでなく、子供も飽きずに楽しめることうけあいです。
私のお気に入りの作品はこれ!笑
手のひらに乗るくらい小さな作品だけれど、とても精巧に彫られている。ヤモリの可愛らしい手が見事に表現されていてヤモリ好きの私の心を鷲掴みにしましたよ♡
その他にも新作のキメラは圧巻、空想の生物であるキメラの中にはライオン、ヘビ、大きな羽がついていて最近いろんなところで耳にする「多様性」という言葉を思い出させる作品です。そして、キメラの背中にはコロナ退散の意味を込めてなのか、あの神様もいらっしゃいました。
まちなかの豊橋市役所の隣にありながら、自然豊かな美術博物館は館内も涼しく快適だけれど、一歩外に出ても気持ちいい風の吹き抜ける心地いい空間です。
夏休みの1日を是非過ごしに行ってみて!
三沢厚彦展「ANIMALS 2021 in TOYOHASHI」は8月29日まで開催!
期間中は、アーティスト・トークがあったり、ワークショップやナイト・ミュージアムがあったりと、イベントも満載でーす^^
http://www.toyohashi-bihaku.jp/?page_id=14174
イベントについて↓
http://www.toyohashi-bihaku.jp/?page_id=16
〜三沢厚彦展 ANIMALS 2021 in TOYOHASHI〜
豊橋美術博物館 7月17日(土)〜8月29日(日)
9:00〜17:00
月曜日休館
一般・大学生1,200(1,000)円 小中学生600(400)円 *( )は前売り料金
TEL:0532−51−2882
最後までご覧いただき、ありがとうございました<(_”_)>
ま