おべべの時間 〜絞り〜

フリーアナウンサーのいいだまきです!

やしの実エフエム木曜日のここらぶ、毎月第4週目の14時10分からはおべべの時間〜🎶
今日も山正山崎の沙織さんとお届けいたしました。

本日のテーマは「絞り」
古くからある技法で、着物といえば…という着物に馴染みのない方でもご存じのワードではないかと思います。
絞りと一言で言っても全国にはいろんな「絞り」があるそうで、特にこのエリアは名古屋市緑区の有松・鳴海地域を中心に生産される絞り染めの「有松・鳴海絞り」で馴染みが深い方も多いですよね。
絞りとは布地を糸で括りつけたり、器具を使って挟んだりすることで防染し、その後染料で染めて複雑な模様を作り出す技法のことで、産地によって技法も少しずつ違うそう。有松絞りは軽やかで涼しい感触のため、主に浴衣地として愛用されており全国一の絞り染めの産地です。
有松絞りと一言で言ってもそこから技法が枝分かれしていくそうで、そのうちの一つ竜巻絞りの途中行程のサンプルを沙織さんがお持ちくださいました。
写真の竜巻絞りの左が完成した反物で、右が生地にヒダをつけてロープに巻き付け、木綿糸で括った状態のもの。
この後にも何段階もの工程があり、反物になるんだって!
近年はこうした技術が受け継がれずに、伝統的な技法が途絶えてしまい、昔からの技法が失われつつあるのが現状です。
こうした伝統文化の良さを知って、技術を継承していくのが一時代を生きる私たちの仕事でもあるけれど、その継承者が減っているのも現実で、その難しさを否応なく感じてしまいますが、反対に全く同じではなく少し違う形で継承して新しい日本文化を作る未来もあるのかなと思ってみたり。
何にしても、こう言った伝統的な技術があることを知り、その事に興味を持つことから始まる気がします。
おべべの時間はそんな思いも込めてお届けしていますが、本日の妙々のお品は恥ずかしながら私も初めて知る内容であり、こう言ったマナーをしっかりと身につけて、そこから日本の伝統文化を学ぶことも大切だと痛感いたしました。
みなさんは袱紗(ふくさ)の使い方ちゃんとご存じでしたか?
慶弔の場面で使う袱紗、慶と弔で畳み方が違うんです!
沙織さんが示してくださっているように、お祝いの場面では左手に持って左から右に開く、お葬式などでは右手に持って右から左に開くようにするんだって。
色も慶弔で区別が必要ですが、位の高い色とされる紫はどちらにも使えるんだそうです。
ちなみに沙織さんが使われている袱紗はピンクは慶、グレーは弔と裏表で使い分ける為にリバーシブル仕様になっているタイプ、山正山崎さんでお買い求めいただけますよ⑅︎◡̈︎*
いつものことながら、沙織さんのお話は大変勉強になります。
山正山崎さんでは、絞りにちなんだ催し物を明日からの4日間開催予定です。
絞りの製造工程など分かりやすく説明したボードなどもご用意してみなさまをお待ちしておりますので、是非お立ち寄りくださいませ。

山正山崎についてはコチラ↓
https://yyamazaki.co.jp/

おべべの時間は、私いいだまきがパーソナリティーを務めるエフエム豊橋 (84.3Mhz) 毎週木曜日 午後1時~ ON AIRの「ここらぶ」 、第4週目1410分からのコーナーです。よろしくお願いいたします(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)

最後までご覧いただきありがとうございました<(_ _*)>

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