「ヒーリング氣光堂」の鈴木孝行さんにお話を伺いました。
鈴木さんは現在「ヒーリング氣光堂」にて気功整体や鍼灸、按摩指圧マッサージ師として活動されています。また同時に気功の指導や森林セラピー、樹林気功もされています。
鈴木さんのお話によると、気功の最終の到達点は「宇宙や自然と一体になること」だそうです。そして気功をやるとエネルギーのフィールドであるエーテル体が大きくなります。エネルギーのフィールドは、目に見えずわかりにくいのですが、わかりやすく言うと、他人に近付かれると不快に感じる空間のようなものだそうです。
気功整体とは何でしょうか？鈴木さんのお話によると、「経絡調整する整体」のことだそうです。「経絡」とは古代中国の医学において、身体の流れる道のことです。
鈴木さんが気功の道へ進んだきっかけは、子供の頃からの肩や首のこり、そして中学時代に腰のヘルニアになったことにより、自分の身体や心を良い状態にしたいと様々なことを探っていった結果、気功にたどり着いたそうです。
社会人になり会社員となりますが、自分には向かないと思い1年で会社を辞め、より自分らしく生きる、自分の体も良くしたい、そしてそれを仕事につなげるため「針・灸マッサージ」の免許を取得し、仕事にしました。
気功整体や鍼灸などの仕事を続けていく中で、森と人の関わりが、患者さんそして自分にとって大切なことに気づき「森林セラピー」を始めたそうです。

実際に気功整体を体験してみました。
気を通して体の不調部分をみてもらいます。私は肩と首が凝っていたようです。
気功整体はマッサージとは違い実際体に触れることはありませんが、肩のあたりがじんわり温まってきます。
その後ビリビリと微量の電気が走った感じがしました。施術後は少し体が軽くなった感じがしました。

今回鈴木さんにお話を伺い印象的だったのは、「現在こんなに病気が増えたのは、人間が自然のエネルギーから離れてしまったからではないか」との言葉。戦前までは人間は自然と近い生活をし、自然や目に見えないものを大切にしてきたそうです。しかし戦後生活が便利になるにつれ、人間は自然との関わりを捨てていき、結果人間が自然のエネルギーから離れてしまいました。
便利な生活に慣れるにつれ、自然の中で人は生かされていることを忘れてしまっているのかもしれないなと反省しました。今回鈴木さんとお話しすることで、人と自然のことや、自分の身体のことなど改めて考えるきっかけをもらいました。

気功整体や森林セラピーに興味を持たれた方は、5月26日に鈴木さん主催の「森林セラピーART芸術祭」が森林公園で開催されますので、遊びにいってみると良さそうです。

森林セラピーART芸術祭
5月26日（土）入場無料
会場　静岡県立森林公園キャンプ場
内容　ART作品展示、手芸品販売、演劇、食品出店、インプロビゼーション、ワークショップ（トライバルメイクなど）