お寺では古来、邪気除けのためにお堂や塔の軒の四方に「風鐸(ふうたく)」と呼ばれるものが吊り下げられ、風鐸の音が聞こえる範囲では災いが起こらないといわれています。
また、この風鐸が風鈴の由来になったとも伝えられています。
袋井市にある遠州三山(油山寺、可睡齋、法多山)では、日本の伝統的な寺院文化と結びつきの深い風鈴を夏の風物詩として捉え、三山それぞれの信仰の源でもある「目の霊山・火防信仰・厄除」などの”願いや祈り”を鈴の音に託し、ご参詣の皆様に涼しい音色でひと時の涼をお届けする、遠州三山風鈴まつりを今年も開催します。
期間中は各寺の境内にそれぞれ特色のある風鈴が飾られ、オリジナルのアイススイーツ販売なども行います。
各寺では期間限定の御朱印も授与いたします。
お問い合わせ:0538-43-1006(袋井市観光協会)