【遠州のクリエーターさんに会いたい!】アーティスト 伊藤靖さん Vol.2 2回目

  • 2017/8/19
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今回お話を伺ったクリエーターさんは、『アーティスト 伊藤靖さん』です。

現在、天竜区二俣町にあるアートギャラリー マルカワの蔵 叉水で、「鏡像段階」を開催中です。伊藤さんのインタビュー2回目です。2Q. 何かテーマはありますか。
テーマがあるものと、あえてテーマを無くして無意味をテーマにしたものがあります。
今回の展覧会のテーマは「鏡像段階」です。以前、病気によってテレビやインターネットが自分の鏡のように見えた時期がありました。でも実際は自分自身のようで自分自身ではないシレノスの仮面のようなものだと思っています。鏡像段階というのは、赤ちゃんが鏡で自分自身を見て自分を認識する状態のことです。テレビやインターネットが自分自身ではないと認識した事が鏡像段階と似ているのではないかと感じて、今回「鏡像段階」というテーマにしました。1Q. とてもおもしろい色使いだなと感じますが、これは頭の中のイメージをそのままかいているのですか?
色使いは横尾忠則さんや田名網敬一さんや村上隆さんの影響があるかもしれません。
Q. ご病気について教えてください。
9年前に統合失調症を発症し幻聴が聞こえるようになってきました。どのようなものかというと、自分の声ではなく3〜4人の声でダサい等、否定的な幻聴が聞こえてきます。それと、自分の生活を解説しているような幻聴が多いです。また、接する人やテレビ、インターネットが自分の過去や未来を映し出す鏡のようになりました。この病気になるとどうなるかというと、社会との関わりを持ちたくなくなってきます。統合失調症の病気の特徴に社会から逃れていくものがあります。幻聴はもしかしたら宇宙からのメッセージのようなものではないかな、と思っています。Perfumeの「未来のミュージアム」のMVのように、未来の自分が過去の愚かな自分を救うために、次元を超えて送る未来からのメッセージかもしれないと思っています。
8Q. アート活動を始めて、なにか自分の中に変化が生じたと感じることはありますか。
今回のような展示会などで、お客さんと会話をしている最中は、幻聴が聞こえなくなるのが変化ですね。
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Q. 現在挑戦していること、今後挑戦したいことを教えてください。
岩絵の具でアニメ絵やグラッフィックの絵を描きたいです。ベースに岩絵の具を厚塗りし、岩肌の質感にして、その上にアクリル絵の具やスプレーを使って制作してみたいです。造形物もスタイロフォームや石粉粘土を使って作ってみたいです。音楽では3rdアルバムを出したいです。また、アニメーションなどの映像作品の展示をしてみたいです。
Q. 今までどのような活動をしてきましたか。今後の活動を教えてください。
今まではインターネット上のピクシブや、音楽の販売などをしてきました。今回、マルカワの蔵の本島さんに誘われ、初めて展示をすることになりました。今後の活動は、今年の12月頃に磐田の旧赤松家内蔵ギャラリーでの個展を予定しています。9

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