天竜区二俣町の手作り豆富と創作料理の店ぎふやさんを訪れました。ぎふやさんで味わうことのできるお豆富は、ここにこないと味わえないぎふやさん唯一のオリジナルのお豆富です。
ぎふやさんは現在の店主である各務さんで4代目になります。手作り豆富と創作料理の店は15,6年くらい前から始めたそうです。特徴あるお店づくりをしようと、1年かけて休日を利用し名古屋、東京、大阪のお店を訪れ研究し、豆富メインのお店づくりをすることにしました。そして少しアレンジをした特徴ある豆富を開発し、現在飲食店では唯一、おからの出ない、3種類を1つのセットにした3色豆富の食事の提供をしています。

美容と健康に！おからの出ないお豆富

ぎふやさんのお豆富の特徴は調理法にあります。普通の調理法とは異なり、硬い大豆のまま超ミクロパウダーの粉にして作るため、おからの出ない豆富になります。そのため、大豆の栄養がそのまま生かされ、栄養価が非常に高くなります。また普通の豆富よりも水と大豆の比率が低くコクと風味と甘みが引き出されます。冷却の際は水を使用せず急速冷却機で冷ますため、水っぽくなりません。原材料にもこだわり、大豆は高級国産大豆（愛知県産フクユタカ）瀬戸内讃岐特産にがり、を100％使用しています。
大豆そのものの栄養価や食物繊維を豊富に含んだ、c（おぼろ・緑茶・黒ごま）三色豆富です。

だしの染み込んだ煮物

それぞれ違う味付けをしている煮物は自家製のレトルトという作り方をしているそうです。真空調理いう方法で、袋に食材・煮汁を入れ、真空パックし、加熱殺菌しながら煮込んでいく方法です。これをすることによって、中の菌が死滅し、外の菌は入ってきません。この作り方で大変なところは、調味料の比率だそうです。通常の煮物では、少しずつ味を決めていくのに対し、この調理法では味付けを1発で決めなければいけません。店を始めた当初は、味を決めるまで試行錯誤で大変だったそうです。

連鶴で町おこし

各務さんは町おこしにも携わっています。お店のコース料理の箸置きとして、地域の特産品の阿多古和紙を使った連鶴を利用し、阿多古和紙をすく方、折り鶴を折る方に還元をしています。この活動を通して、今後ホテルや結婚式場などへおろす道しるべができ、今以上の受注が見込めるようになり地域全体が潤うようになれば‥との思いがあるそうです。

おすすめのお料理は、こだわりの３色豆富。そして、2ヶ月ごとにメニューを変更する、季節のものを取り入れたコース料理。コースは予約制で、2名様から予約可能です。ランチ、ディナーどちらの時間も受け付けておりますので、ランチの時間にお友達同士で楽しむのも良いですね。手作り豆富と創作料理の店　ぎふや
TEL 053-925-2895
住所　浜松市天竜区二俣町二俣1566-28
定休日　月曜日
閉店時間　PM10:00（ラストオーダーPM9:30）