<シリーズ:はままつ今昔物語④>浜松城公園の変遷
浜松城の跡地は、明治以降その多くが私有地でしたが、昭和25年には、浜松城公園としての整備に着手し、同年、浜松こども博覧会を開催。跡地には、動物園を開園しました。昭和33年には、浜松城天守閣を再建。以来多くの観光客を集めています。昭和58年、動物園が舘山寺町に移転してからも、緑あふれる市民の行こうの公園として親しまれてきました。こうして永く市民に愛される浜松城公園。最近では天守門も完成し、その価値をさらに高める取り組みが進んでいます。
浜松こども博覧会の会場。右奥には展望所とされた模型の浜松城。
左の写真とほぼ同じ位置から撮影した、平成24年ごろの浜松城公園。中央奥の茶色い建物は、昭和46年に建設した美術館。豊かな緑の向こう側には、浜松城の天守閣がわずかにのぞく。
浜松城の再建。市民からのおよそ800万円の寄付などによって、昭和33年4月26日に落成式を迎えた浜松城。当時の入場料は、大人20円、小人10円だった。
動物園と浜松城公園。昭和25年11月、当時県内唯一の動物園として開園。市内外から多くの親子連れや遠足の子どもたちでにぎわった。象の浜子は大人気だった。
パンフレット1
パンフレット2
パンフレット3
(参考出典/浜松市公式Facebook「いいら!プラス(Plus)」)