浜松市西区篠原でハーブと西洋野菜を栽培する（有）ヤママツ鈴木農園の鈴木成典社長にお話をお伺いしました。ハーブ作り25年。先祖代々受け継いだ農法で野菜を栽培されていらっしゃいます。

バジルのハウスにて

ハーブ類・西洋野菜を主に（フランスとかイタリアの野菜）作られています。日本にはない、変わった野菜を作られています。日本の野菜でも美味しければ発掘して作られ、できた野菜は一般の方々に直接販売や、レストランさんに届けたりされています。ハウスがメインで、ハウスだけで1.3ヘクタール。路地は国1の近くに畑がありオニオンヌーボー（商標登録取得・在来のタネとフランスのタネをかけ合わせて作られた）を生産されています。

出荷の作業

午前中は市場・八百屋さん出荷。お昼にはレストランさんの宅急便用に仕分けをなさいます。

セルバーチコ　出荷の作業

セルバーチコ【周年ハーブ】ルッコラの原種。ルッコラより味が濃くて、少しかため。火を入れても美味しいので、ベーコンをカリカリにして最後にさっと炒めると美味。

新鮮な水洗い

ルッコラ

とれたてハーブ

ルッコラ（ロケットサラダ）
【周年ハーブ】和名キイロスズシロ。ピリッとしてサラダのアクセントに。ゴマの味がします。サラダ用にやわらかく改良してあります。

オクラ

オクラの花

バジルの葉

ジェノバのピザに乗せたりとよく知られているバジル。レストランさんの需要が多い。フレッシュなハーブ野菜です。ハーブ類は他県の皆さんとバトンリレーをして一年中供給できるようにされています。一年中安心して供給できるシステムが出来上がっています。

レモングラス

レモングラスはハーブティーなどによく使われています。

オニオンヌーボー（商標登録）

生で食べても茎までおいしい「オニオンヌーボー」フレンチ、高級料亭でも使用されてます。（有）ヤママツ鈴木農園で商標登録している野菜です。西洋野菜のような名前ですが、玉ねぎの白い玉の部分が少し膨らみかけたころに葉付きのまま若取りしたもので、「葉玉ねぎ」とも呼ばれています。 2月から4月頃の短い期間しか出回らない、春を味わえる野菜です。 球体部分が大きく膨らむ前に若取りするので、玉の部分の肉質は新タマネギより柔らかく、かつ、みずみずしくて辛味はほとんどなく甘みがあります。 甘みの強い小さな玉ねぎ、最も早く収穫される玉ねぎ、といった感じで 一般的に売られている玉ねぎと違います。大きな違いは、玉ねぎと青ネギの両方を美味しくいただくことができます。そして、ねぎ特有の香りや辛味は強くありません。（有）ヤママツ鈴木農園にしかない唯一無二の野菜です。

野菜は食べた時のファーストインプレッションで決まってします。美味しいのか、まずいのか、生で食べて美味しいものは誰が食べても美味しい。例えばレストランで食事をして家に帰っても印象に残る野菜を提供していきたいとおっしゃります。「心に残る野菜の味」を、常に思って生産されていらっしゃいます。
有限会社ヤママツ鈴木農園
浜松市西区篠原町4116
営業時間：AM9:00～PM5:00
TEL：053-447-5794
FAX：053-447-8781
ホームページ
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