400年の時を超えてその風味を現代に伝える三ケ日、大福寺納豆
大福寺納豆は大福寺納豆伝製で日本の元祖と伝われております。この特製の納豆は現在の中国(明時代)の僧から伝来されて足利七代将軍義勝、今川義元、豊臣秀吉、徳川家康以下歴代の将軍へ献上し御朱印の外に納豆料除地を下附せられ豊臣時代までは唐納豆と云ったのが徳川中期から浜名納豆と称するようになった。文禄年中征韓事変定まるの日鎧櫃中にある唐納豆を祝盃の下物に充て、からさをおさめてまめと云う語に通ずる故吉兆であると賞せされた。特に正月には将軍家へ諸大名参賀の折り祝酒にはなくてはならない物のようであった。
(薬味には山椒の中皮カラカワを入れて他ではマネのできない珍味に上がっている。茶に、酒に、飯に添えて妙味。栄養豊富で瓶などに冷暗保存すれば数ケ月賞味可能。)(数量に限りあり)