掛川市東山周辺の静岡の茶草場へ
静岡の茶草場(ちゃくざば)農法が2013年に世界農業遺産に認定。混雑する観光地ではなく、近場にこんな素敵な場所があることを再認識させられる場所だ。
茶草場農法は、川根本町、島田市、掛川市、菊川市、牧之原市に点在し、茶園の畝間にススキやササを主とする刈敷きを行う伝統的農法のことである。この茶草により、お茶の味や香りが良くなると言われている。
掛川市東山周辺には新茶の緑が美しい茶園が広がっており、ビューポイントが点在しています。
巨大なステンレス製の巨大なバッタ像と、粟ケ岳の茶文字を一緒に楽しむことが出来るポイントもある。バッタの展示は6月まで。
粟ケ岳(あわがたけ)には、京都の大文字焼きを思い出させる、茶文字が目を惹く。一辺130メートルのヒノキ1000本で描かれている巨大な文字だ。東海道線や国道一号線から見たことがある人も多いのではないでしょうか。
粟ケ岳山頂までは、ハイキングや自転車で登る人も多いが、車でも登れるので是非山頂まで足を運ぶといい。粟ケ岳は標高532メートルあり、晴れた日の山頂からは、麓に広がる茶園の美景や、駿河湾、大井川、南アルプス、富士山も眺めることが出来る。
休憩所もあり、美味しいお茶や蕎麦を食べることもできます。東山周辺に根付く世界農業遺産、静岡の茶草場農法。ぜひ一度訪れてみたらいかが?