工房系ランドセルメーカーの老舗、（株）土屋鞄製造所（東京都足立区）は、2023年度入学向けの全ランドセル63製品を実際に見てその場で注文できる出張店舗を2022年3月から順次、全国29都道県31会場で開きます。4月2日（土）から24日（日）までは、茨城、栃木、群馬、静岡、奈良、山口、長崎で開催し、ホテルや大規模展示場など全7会場に出店します。（静岡会場は4/17ツインメッセ静岡　10:00〜16:00）各会場では、23年度入学用として販売する63製品（税込64,000円～140,000円）全てを揃える予定です。カラーは過去最多となる約50色を揃え、「女の子は赤、男の子は黒」という固定観念がなくなっている昨今のランドセル市場において、「好みの多様化」に対応します。注目のジェンダーレスのランドセルも登場します。土日祝日を中心に開催し、各会場1日ずつ行います。コロナ禍の感染防止対策を徹底しながら、予約制にして「密」を回避します。入場料は無料です。理想のランドセルを探す「ラン活」は年々早まっており、3月からGWにかけて第一弾のピークを迎え商戦が加熱、その後、後半戦の山場として夏休みに再度盛り上がりをみせます。工房系ランドセルの人気モデルは後半戦には売れ切れることもあり、「ラン活」は年々早まる傾向にあります。

約50色全63製品を展示、ジェンダーレスモデルや軽量タイプなど多彩

2023年度春入学の小学生向けランドセルは、全9シリーズ63製品を展開し、カラーは約50色を揃えます。「ランドセルの出張店舗」では、完売製品が出ない限り全てを展示し、実際の背負い心地などを確かめていただきます。「女の子は赤、男の子は黒」という固定観念がなくなりつつある昨今のランドセル市場において、過去最多のカラーを取り揃え、「好みの多様化」に対応します。注目製品は、性別にとらわれない色味と型にこだわった“ジェンダーレス・ランドセル”の新作や、本革をメーンに使いながら素材の見直しで100グラムの軽量化と1センチのサイズアップ（大容量化）を実現したシリーズなどです。ジェンダーレスのランドセル「RECO（レコ）」は昨年、2022年度用の製品として初登場するや否や、全61製品の中の売り上げ1位を含むトップ5に4製品が入る大ヒットとなりました。今やジェンダーレスの波は、ランドセル市場にもきており、今年はオレンジやブルー系の華やかでワントーン明るい新色3色（プリズムオレンジ、プリズムカーキ、プリズムブルー）が登場し、計8色を展開します。8種いずれも、「男の子の色」「女の子の色」という固定されたイメージを払拭するような、“大人でも欲しくなる色”を意識。自分らしさが育まれるような選択を後押しする、「自由な色選び」がコンセプトのカラー展開です。型は、例えば8種全て、時間割表入れをなくすなどして、毎日背負うための機能性や持ち運ぶための収納性など根本的な要素以外を削ぎ落としています。あえて装飾性を持たせず、中性的でモダン、すっきりとした装いにしています。

コロナ禍の「ラン活」、来店予約で「密」回避、家で背負い心地試せるサービスも

今回の展示販売会は、コロナ禍に対応し、来店予約制をとり「密」を回避します。予約は2月7日（月）から当社ホームページで先着順に受け付け、1組25分の入れ替え制にします。そのほか、展示する製品の定期的な消毒などもしながら、コロナ対策を徹底します。また、自宅で背負い心地を試せる「ランドセルのレンタルサービス」（税込3,000円、往復送料込、2泊3日）も導入します。

株式会社土屋鞄製造所

http://tsuchiya-kaban.jp