遠州灘にある松林は、昭和4年に植樹され昭和35年頃に成林した保安林です。
その保安林が15年程前から松くい虫(マツノザイセンチュウ病)の食害により、深刻な状態に陥っております。
このまま放置すれば、あと数年で保安林の黒松は姿を消してしまいます。
行政はこれらを保持するために枯死した松を伐採除去したいのですが、あまりにも膨大な数量のため、手が回りません。
防風・防災などの環境面からも松林の重要性を認識していただく中、地域のロータリークラブを中心に各種団体と協力し、
浜松市内小中学生とともに防潮堤の北側の黒松の比較的疎らな場所に植樹をし、
緑豊かな日本一美しい海岸線を蘇らせる事ができたら、次世代に対し責任を果たすことができると思います。