6/9はリサイクルの日!ビジョンメガネが中古眼鏡をグローバルサウスへ寄贈
全国15都府県で101店の眼鏡専門店を運営する(株)ビジョンメガネ(大阪市)は、お客様の不要になった眼鏡を店頭で回収し、グローバルサウス(新興・途上国)に寄贈する活動を継続しています。
寄贈はライオンズクラブ(ライオンズクラブ国際協会335複合地区ガバナー協議会)を通じて行っており、活動開始から1年4カ月超(2022.10.10~2024.2.29)で、約3,100本の眼鏡を集めました。
寄贈は回収状況に応じて実施しており、これまでカンボジアとマレーシアに各1回寄贈しています。
直近のカンボジアへの寄贈(2024年3月)では、同協議会を介して、現地の病院と小学校に、当社回収の眼鏡700本を提供しています。病院に駐在する日本人の医師と看護師から「もっとメガネがほしい」という声が届いています。
また、世界保健機関(WHO)によると、世界には「8億人以上が眼鏡を手に入れることができず、毎日、不便な生活を送っている」と言います。
当社は、メガネチェーンができる小さなSDGs(持続可能な開発目標)として、目標3「すべての人に健康と福祉を」の実現に向け、本活動を今後も継続して参ります。
ビジョンメガネは店頭での中古眼鏡の回収に、2022年10月10日から取り組んでいます。
回収するのは、近視用と老眼対策用の眼鏡、度なしを含むサングラスです。
眼鏡やサングラスは、どんなに壊れていても引き取ります。
他社で購入した商品も対象としています。
ご持参いただいた方が、当日、眼鏡・補聴器をご購入される場合は、お礼として店頭販売価格から5%割り引く特典を付けます。
集めたものは、再利用できるものとそうでないものを見極めます。
再利用できるものは、ライオンズクラブ国際協会335複合地区ガバナー協議会を通じて、グローバルサウスに寄贈します。
最終的に、奉仕活動をする病院や小学校、団体へ送られ、眼鏡やサングラスを入手できずに困っている人たちに届きます。
再利用できないものは分別し、産業廃棄物として処分しています。
当社は、お客様に積極的に提供を呼びかけるなど、今後も回収を強化していく考えです。
世界保健機関(WHO)が2019年に発表した目の疾患に関する調査報告書によると、「世界で22億人が何らかの目の疾患をもち、10億人は治療可能な目の疾患に苦しんでいる。また、8億人以上が眼鏡を手に入れることができず、毎日、不便な生活を送っている」とされています。
世界の低・中所得地域で、経済的な事情などで眼鏡を手に入れることができない方々に“リサイクル眼鏡”を届ける「ライオンズクラブ国際協会335複合地区ガバナー協議会」の「眼鏡リサイクル・プログラム」に、当社は賛同しています。
なお、同協議会では2021年には、他複合地区からのものと合わせ、洗浄や修理を施したリサイクル眼鏡を、バングラデシュ・スーダンなど11カ国に寄贈しています。