ブライダル大手の（株）ノバレーゼは、新郎新婦も参列者も誰でも、当日の様子を動画配信できるよう、館内専用の無線LAN「Wi-Fi（ワイファイ）」を無料で利用できるサービスが開始されます。

新郎新婦含めて結婚式に参加するあらゆる人が、動画配信サービスを通じて当日の様子を生中継して楽しむほか、挙式や入場シーン、ケーキ入刀といった婚礼演出を参列者がビデオ撮影して、その場で各種SNS等に通信料を気にすることなくアップロードするなどの、利用シーンを想定しています。

サービス導入に際し、全国の婚礼施設32カ所のワイファイ環境を新たに整備します。光回線の高速インターネットサービスで、数十台規模の通信端末で同時中継しても支障がないような通信料を確保するとのこと。

コロナ禍で外出を控える人のほか、遠方の親せきや友人、妊婦や小さい子どものいる家族、披露宴には招待できなかった方、ちょっとした友達などが、オンラインで自由に参加・退出できたり、ほぼリアルタイムで婚礼シーンの動画をSNS等で楽しめるような、新しい結婚式の形をご提案。

サービスの提供開始は早い会場で2020年9月初旬からとなる見通しです。各会場の通信環境の整備が整い次第順次導入し、全国32カ所の婚礼施設で対応されます。

プロが撮影・配信する５万円のリーズナブルなサービスも提供

新サービス「ウエディングストリーム」は、移動性や操作性の高い多機能端末「iPod」を使い、専属のプロカメラマンが撮影し、披露宴当日の様子をビデオ会議システム「Zoom」でライブ配信します。入場シーンやチャペルでの挙式、ケーキカットなど、館内の婚礼演出はカメラ（端末）を移動しながら、新郎新婦の臨場感あふれる映像を撮ります。披露宴中は、高砂に置いたタブレット端末「iPad」等を利用し、新郎新婦二人とオンラインからの参加者が画面越しに対面できるようにします。

費用は、カメラマン1人が撮影・配信をする1プラン（税抜5万円）のみのシンプルかつ低価格な商品設計です。披露宴の記録映像をご注文の方には、同2万5000円の特価で提供します。結婚式の新たな楽しみとして、多くの新郎新婦が気軽にサービスを利用できるようにします。

オンラインを視聴する人は、コロナ禍で外出を控える人のほか、遠方の親せきや友人からちょっとした友達まで、「最初から最後まで見たい」方から「挙式だけでも見たい」といった一部を視聴する方まで、幅広いニーズを見込んでいます。Zoomへの接続は99アカウントまで定額なので、新郎新婦は気兼ねなく、お世話になった多くの方にお声がけいただけます。

料亭の豪華なお弁当を、「オンライン参列者」に届けるサービスも

オンラインから結婚式に参加する方に向けに、婚礼料理（税抜1万円／1人）を宅配するサービスも新たに開始します。弁当は、（株）ノバレーゼが広島で運営する料亭「三瀧荘（みたきそう）」が監修。（株）ノバレーゼのおせち料理を長年、販売してきたお重のノウハウを生かし、味はもちろん見た目に華やかなものを提供します。

お弁当は、車エビやタラバガニ、ローストビーフ、鯛の赤飯など16品を詰め合わせた内容で、紅白をあしらった豊かな彩りが、新郎新婦の門出を祝います。2020年9月実施の結婚式から対応可能で、結婚式当日に、北海道、沖縄、離島を除く各指定の場所にチルド（冷蔵）で届けます。

（プレスリリース資料より転載。）