<シリーズ:はままつ今昔物語⑩>発展しゆく街中を巡った市営バス

市内で初めてアスファルト舗装路ができたのは、1927(昭和2)年。道路整備が進んでいく中で、次々と乗合バス事業が興りました。1936(昭和11)年に事業開始した市営バスは、路線の拡張や運行回数を増やし発展。「市民の足」として50年間親しまれてきましたが、利用者数の減少や運用コストの増大などの理由により、1986(昭和61)年11月30日までにすべての路線が遠州鉄道へ移管されました。市営バスは廃止されましたが、現在は一部地域で市の委託などにより運行するバスが、市内を巡っています。

1973(昭和48)年当時の浜松駅北交差点~鍛冶町通り。駅北口のバス乗り場は、鍛冶町通りから広小路にかけて並んでいた。

車掌による乗車券販売。1967(昭和42)年にワンマン運行を開始するまで、車掌が車内で乗車券を販売していた。

市営バスと遠鉄バス共通の回数乗車券。

長年親しまれた色調のバス。

建設中のバスターミナル。東海道本線の高架化に伴う駅舎の移転により生まれた浜松駅北口に建設。直径77メートル、16角形のバスターミナルは、1982(昭和57)年11月1日に供用開始。

バスに乗り込む人々。

 

(参考出典/浜松市公式Facebook「いいら!プラス(Plus)」

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